お知らせ

2020年5月から、セカンドライフの情報は仮想生活ガイドというサイトにまとめていくように変更しました。
天使になりたくてのこれまでの情報は今後も過去ログとして残しておきますけれど、新しい情報は仮想生活ガイドをご覧ください^^

2018年12月17日月曜日

セカンドライフビュアー Animesh 対応状況(2018 年 12 月 17 日版)

本日、サードパーティー製ビュアー「Firestorm」が、バージョン 6.0.1 パブリックベータ版で Animesh に対応しました。

各ビュアーでの Animesh 対応状況は、下記の通りです。

6.0.0 で対応
×
3.3.0 で対応
×
1.26.22.0 で対応
6.0.1 パブリックベータ版で対応
6.0.0 で対応
×
×
2.9.24 で対応
×
2018 年 12 月 17 日現在

Animesh については、詳しくは下記のページをご覧ください^^

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.0.0 が公開されました
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2018年12月15日土曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.0.1 が公開されました

2018 年 12 月 14 日、セカンドライフ公式ビュアー バージョン  6.0.1 (522263) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンは、メンテナンスビュアーの内容が取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/6.0.1.522263 - Second Life Wiki

19 件の不具合の修正や改良などが行なわれています。
主な変更点は、下記の通りです。
  • 内蔵Webブラウザ(CEF/Dullahan)を最新のバージョンにアップデート。多数のセキュリティ上の問題を修正
  • JellyDoll 表示のアバターでは、ライトは発光しなくなりました
  • 環境設定の「詳細」タブにある「複数のビュアーを許可(Multiple Viewers)」設定はサポートされていことが警告で表示されるようになりました
  • llTextBox入力ボックスで、説明文のテキストを選択してコピー出来るようになりました
  • インベントリの「紛失物(Lost and Found)」に新しいフォルダを作ることが出来ていた抜け穴を塞ぎました
  • インベントリで任意のフォルダ内のフォルダリンクをクリックするとクラッシュしていた不具合を修正
  • 環境設定の「サウンドとメディア」タブにある「最小化でミュート(Mute when minimized)」設定が正常に機能しない不具合を修正
今回も様々な改善が行われています。
気になったところがあった方は、ぜひアップデートしてみてください^^
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2018年12月5日水曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.0.0 が公開されました

2018 年 11 月 15 日、セカンドライフ公式ビュアー バージョン 6.0.0が公開されました。

Downloads | Second Life

Release Notes/Second Life Release/6.0.0.520636 - Second Life Wiki

一年間のベータ期間を経て、今回のバージョンで正式に Animesh がセカンドライフに導入されました。

Animesh is Here!

Join the Project Animesh Beta - New Support for Animating Mesh Objects

Animesh は、アバター以外のメッシュオブジェクトでもボーンアニメーションを出来るようにする仕組みのことです。
正式には「Animated Mesh」という名称ですが、愛称的な呼び方として公式にも“Animesh”(アニメッシュ)と呼ばれています。

Animesh では、アバターの Bento の技術がそのまま Rez 可能なメッシュオブジェクトに導入されました。

Animeshオブジェクトでボーンを表示した状態

これにより、メッシュオブジェクトをアバターのように自由自在にボーンアニメーションさせることが出来るようになりました。


一つの Animesh のメッシュオブジェクトには、アバター1体分の Bento スケルトンが入っています。
このボーンを使って、メッシュオブジェクトをアバターのように自由自在に動かすことが出来ます。

アニメーションは、アバター用に作成されたアニメーションをそのまま流用することが出来ます。

Animesh は Bento スケルトンを持っていますが、動かすものは人型の形状でなくても問題はありません。

尻尾のボーンを使って動く板をBlenderで作成

アップロードしたRigged MeshをAnimeshに設定すると、
Rezしたオブジェクトがアニメーションの通りに動き出します。

ディズニーアニメのように、SIM に置かれた箒や木々、家などがダンスをするようなアニメーションを作ることも出来ます。
もちろんそれら用に、専用のアニメーションを作ることも出来ます。
これってすごいと思いませんか?^^


オブジェクトをアニメーションさせたい場合は、これまでは下記のような方法が行われていました。
  • テクスチャーをアニメーションさせる
  • 動く部分をパーツ分けして、スクリプトでそれぞれの位置や角度を変えることでアニメーションさせる
  • スカルプテッドプリムで、スカルプ用のテクスチャーを切り替えることでアニメーションさせる
  • アニメーションのフレーム数分のメッシュオブジェクトを用意して、各オブジェクトの透明度を切り替えることでアニメーションさせる
これらの方法では、動きのパターンを全てあらかじめ作成しておく必要がありました。

一度動きを作ってしまった後に“動きを変えたい!”といったことが発生してしまった場合は、今まではそれまで作っていた動きのパターンを全部作り直すといった手間が掛かってしまっていました。

また、メッシュを切り替えてアニメーションを表現する方法では、本来一つの形だけでよかったはずのメッシュのデータが、アニメーションの数ぶんだけ必要になってしまうため、データ量が増加してしまって読込みが遅くなってしまったり、描画の負荷が高くなってしまうという大きな欠点もありました。

Animesh は、これらの問題をある程度解決してくれます^^/


Rigged Mesh として作られたオブジェクトであれば、下記の方法で Animesh にすることが出来ます。
  1. Rigged Mesh を作成する
  2. オブジェクトの編集ウィンドウの「特徴」タブにある「Animated Mesh」の項目を有効にする
  3. オブジェクトのコンテンツタブにアニメーションを入れる
  4. コンテンツタブでスクリプトを作成し、llStartObjectAnimation でアニメーションを再生する




アニメーションと簡単なスクリプトが必要になりますが、これだけで Rigged Mesh をボーンアニメーションで動かすことが出来るようになります。

通常のプリムや Rigged Mesh でないメッシュオブジェクトで Animated Mesh の項目にチェックを入れても、Animesh としては動作しません。
Animesh として動作するのは、Rigged Mesh 用に作られたオブジェクトのみです。


Animesh はボーンアニメーションで描画を行いますので、ビュアーではそれなりの描画の負荷がかかります。

分かりやすく言えば、Animesh 一個につきアバターが一体増えたような感じの負荷が掛かる感じです。


そのため、Animesh 用に作成するメッシュオブジェクトでは、描画の負荷がなるべく掛からないような作り方が求められています。

その制限が下記のものです。
  • Animesh 1オブジェクトにつき 10 万ポリゴン以下
  • ランドインパクトの計算は、Animesh 独自の方式
  • アバターに装着出来る数は、ベーシックアカウントのユーザーは 1 個のみ。プレミアムアカウントのユーザーは 2 個まで。
Animesh のランドインパクトの計算は、下記の方法で行われています。

 Animesh オブジェクトのランドインパクト=Animesh 設定(15 固定)+モデルのポリゴン数に応じた加算

モデルのポリゴン数に応じた加算は、下記のようになっています。
  • 1000 ポリゴン毎にランドインパクト 1.5 加算
  • 最高 LOD のポリゴン数は 10 万ポリゴンが上限
  • LOD 毎に、上の LOD の半分のポリゴン数までは加算無し。ポリゴン数が半分の値を越えると、越えたポリゴン数に応じたランドインパクトをペナルティとして加算
たとえば1万ポリゴンのメッシュオブジェクトを Animesh にする場合、
  • 最高 LOD:10000
  • 中 LOD のオブジェクトのポリゴン数は 5000 が上限、それ以上の場合はペナルティ加算
  • 低 LOD のオブジェクトのポリゴン数は 2500 が上限、それ以上の場合はペナルティ加算
  • 最低 LOD のオブジェクトのポリゴン数は 1250 が上限、それ以上の場合はペナルティ加算
となります。

ここで LOD でのペナルティーが無い場合は、

15 + ((10000 / 1000) * 1.5) = 30 ランドインパクト(オブジェクトのウェイトでの「ダウンロード」の値)

となります。

オブジェクトのウェイトでの物理効果やサーバーがこの値よりも低い場合は、メッシュオブジェクトのランドインパクトはこの値になります。

各 LOD 毎にペナルティーが発生した場合は、この値にペナルティ分のランドインパクトがさらに加算されます。


Animesh 設定を有効にした際に加算される“ランドインパクト 15”という数字は、通常のメッシュオブジェクトに単純に 15 が加算されるわけではありません。

たとえば、Bento 用のサンプルファイルのモデルでは、Animesh にした場合のランドインパクトの変化は下記のようになります。

angel

通常のメッシュAnimesh
30
33

human female

通常のメッシュAnimesh
21
25

(いずれもデフォルト設定でアップロードした場合の値です)

単純に 15 が加算されているわけでは無いというのが、この内容から分かると思います。
通常のオブジェクトとは計算方法が違いますので、この辺間違えないようにしてください。


Animesh のベータ版の初期の頃は、Animesh を有効にすると 200 プリムが一律加算されていましたが、この仕様は現在はありません。
その頃の印象で、“Animesh は使えないほどすごくランドインパクトが高いもの!”というイメージの方もいらっしゃると思いますが、今は大幅に緩和されています。

普通のメッシュオブジェクトに少しランドインパクトが加算されるだけで、メッシュオブジェクトをボーンアニメーションで自由に動かせるようになりますので、うまく使えばすごく効果的なものになると思います^^


Animesh は、アバターに装着することも出来ます。

アバターにAnimeshオブジェクトを装着した状態

Animesh オブジェクトを装着すると、アバターのボーンの先に Animesh の Bento ボーンが接続された形になります。

アバターの手のボーンにAnimeshのボーンが接続されている状態

Animesh の Bento ボーンは、アバターのものとは完全に独立して動きます。

アバターの Bento ボーンでは、同じボーンを利用するオブジェクトを二つ装着するとアニメーションが干渉してしまうことがありましたが、Animesh を使うとそういったことは起きなくなります。
アバターのアニメーションとは完全に独立してオブジェクトを動かすことが出来るというのも、Animesh の特徴です。

Bento ボーンをフル活用した Animesh のペットや衣装を身に着けることも出来ますので、こちらもうまく使えばこれまで以上に表現の幅が広がってくると思います。


“Animesh はアバター並に描画の負荷が掛かる”という話をしましたが、それが分かりやすいように、ビュアーのパフォーマンスツールの「アバターの複雑さ情報の表示」の項目で Animesh の描画の負荷も見れるようになっています。

Animesh オブジェクトでも「アバターの複雑さ情報」が表示されます。
名前の表示が無い点がアバターとの違いです。

「アバターの複雑さ情報」は、Animesh オブジェクト個別に表示されます。
Animesh オブジェクトをたくさん Rez するとこんな風になります。

また、「アバターの複雑さ情報の表示」の項目では、公式ビュアーでもオブジェクトのポリゴン数が表示されるようになりました。

VisTris現在の LOD で実際に表示されているポリゴン数
EstMaxTris最高 LOD の推定ポリゴン数(上限として考慮される値)

ポリゴン数が多いと描画の負荷が高いというのは以前お話しましたが、公式ビュアーでもそれが数値ではっきり見えるようになりましたので、今後はますますその辺を意識した物づくりが必要になってくると思います。


Animesh 用としては、下記の LSL が追加されています。
これにより、Animesh の基本的なアニメーションの制御が可能です。
アニメーションを動的に切り替えるということももちろん出来ます。

Animesh オブジェクトが編集可能であれば、AO のようにユーザーがキャラクターのアニメーションを自由に入れ替えるということも実現可能です。
これも Animesh の大きな特徴の一つです。


Animesh はセカンドライフの新機能ですので、対応したビュアーで無いと見ることが出来ません。
各ビュアーでの現在の対応状況は、下記の通りです。

6.0.0で対応
×
3.3.0で対応
×
1.26.22.0で対応
×現在開発中の次期バージョンで対応予定
6.0.0で対応
×
×
2.9.24で対応
×

2018 年 12 月 5 日現在

セカンドライフで広く使われている Firestorm では、まだ Animesh を見ることは出来ません。

Animesh 未対応のビュアーでは、Animesh オブジェクトを見ると、

Rez されたもの作った時のメッシュの状態(キャラクターなら T ポーズなど)で表示されます。
装着したものAnimesh オブジェクトは通常の Rigged Mesh オブジェクトとして表示されます。Bento ボーンの内容が Animesh のボーンで上書きされますので、内容によってはアバターの形が崩れてしまいます。

という形で表示されます。

場合によってはグチャグチャに表示されていまいますので、サードパーティービュアーが対応するまではたくさんの人が利用するもの向けに作るのは避けた方がいいと思います。
この辺は、メッシュや Bento が導入された頃と同じ感じですね。

Firestorm が対応してからが本番だと思いますが、物づくりをされる方や新しもの好きな方は、対応しているビュアーで試してみてください。


アバター以外のものも、3D ソフトだけでようやく自由な動きが作れるようになりました。
アイデア次第で無限の可能性があるものだと思いますので、ぜひ活用してみてください!^^/
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2018年11月18日日曜日

一定条件下のマーケットプレイスの古い商品は、リスティングから外されることになりました

2018 年 11 月 2 日にマーケットプレイスのアップデートが発表された際に、合わせて、一定条件下のマーケットプレイスの古い商品がリスティングから外されることが発表されました。

Marketplace November Updates - Featured News - SecondLife Community

“リスティング”というのは、「マーケットプレイスに掲載される」という意味です。
そこから外されるということは、マーケットプレイス上に表示されなくなってしまうということになります。

リスティングから外される商品は、下記の条件のものです。
  • 5 年以上ログインしていないお店の人の商品
  • 2 年間売れていない商品
この条件に一致する商品は、マーケットプレイスのリスティングから外されます。
リスティングから外された商品はマーケットプレイスに掲載されなくなりますので、その商品は購入出来なくなります。

この施策は、すでに開始されています。
古い商品や売れていない商品は、順次マーケットプレイスから消えていくことになります。

もし、今はセカンドライフを利用していないユーザーのお店の商品がマーケットプレイスだけにあって、その方がセカンドライフに戻ってくる見込みが無い場合は、そのお店の商品は今後はもう二度と購入出来なくなってしまう可能性がありますので、もし欲しい商品がまだ残っている場合はマーケットプレイスにあるうちに購入しておいた方がいいと思います。


上の条件に一致してリスティングから外されてしまった場合、マーケットプレイスで再度リスティングに出しなおせば商品を販売しなおすことが出来ます。
リスティングから外されたからといって、その商品を販売することを禁止されるわけではありませんので、その辺は大丈夫です。

もし上の条件に一致していないのにリスティングから外されてしまった場合は、不具合として JIRA で報告を行ってください。


この施策で影響を受けるのは、マーケットプレイスのリスティングのみです。
セカンドライフのアカウントには、何も影響はありません。
長い間ログインしていないからといって、セカンドライフのアカウントが消えたりするといったことはありませんので、その辺は間違えないようにしてください^^

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マーケットプレイスがアップデートされました(2018 年 10 月、11 月)

2018 年 10 月 17 日と 11 月 2 日に、セカンドライフのマーケットプレイスがアップデートされました。

アップデートされた内容は、下記の通りです。

10 月 17 日アップデート

Your Favorite Marketplace Update - The Wishing Edition

ウィッシュリスト


マーケットプレイスのお気に入りに、「ウィッシュリスト」が追加されました。

ウィッシュリストは、自分が欲しいと思う商品の一覧を公開して、他の人からプレゼントしてもらえるようにする仕組みのことです。
Amazon に「ほしい物リスト」がありますが、あれのセカンドライフ版です^^

ウィッシュリストには、商品情報のページから追加することが出来ます。
追加出来るのは、無料でない商品です。

自分のウィッシュリストは、マーケットプレイスにログイン中に


で表示や編集が出来ます。

こちらの内容が見れるのは自分だけです。

また、ウィッシュリストの URL の後にユーザー名を付けた状態の URL にアクセスすることでも見ることが出来ます。

https://marketplace.secondlife.com/wishlists/firstname.lastname

わたしの場合だと、


です。


こちらの内容は、他のユーザーにも公開されています。

ウィッシュリストに登録するということは、その時点で同時に他にユーザーにも自動的に公開されてしまいますので、その辺は注意してください。


作成したウィッシュリストを他の人に見てもらいたい場合は、下記の二つの方法で伝えることが出来ます。
  • ユーザー名付きのウィッシュリストの URL を伝える
  • ウィッシュリストにある「このウィッシュリストを共有する」を利用する
お友達にプレゼントを贈りたい時に、その人の好みが分からない場合は、ウィッシュリストをチェックしてみるといいかもしれません^^

お気に入りストア


マーケットプレイスのお気に入りに、「お気に入りストア」が追加されました。
お気に入り商品のように、お気に入りのお店をリスト化することが出来ます。

お気に入りストアは、マーケットプレイスの各お店のページから登録することが出来ます。



お気に入りストアの内容が見れるのは、自分だけです。
ウィッシュリストのように他の人から見られることはありません。

よくお買い物する商品のお店をお気に入りに入れておくと、毎回探す手間が省けていいと思います^^

修正点


9 件の修正が行われました。

11 月 2 日アップデート

Marketplace November Updates - Featured News - SecondLife Community

カテゴリの追加


マーケットプレイスに下記の3つのカテゴリが追加されました。

ガチャガチャ専用のカテゴリです。ガチャの再販の商品はここに登録すると分かりやすくなると思います。
擬人化擬人化されたキャラクター向けのアイテムのカテゴリです。
アニメーションオブジェクトAnimesh 向けのアイテムのカテゴリです。


ガチャのカテゴリ

擬人化のカテゴリ 
アニメーションオブジェクトのカテゴリ


これまでは、

通常に販売されている商品とガチャの再販の商品が混ざってしまって、探しにくい!

ということがよくあったと思いますけれど、今回ガチャ専用のカテゴリが新設されましたので、今後はそういうことが減っていくと思います。
こういう改善はいいですねー^^

同様に、“擬人化”も専用のカテゴリが用意されましたので、こちらも商品が探しやすくなると思います。

あと、新機能の Animesh 向けのカテゴリ「アニメーションオブジェクト」も新設されました。
Animesh の商品を探したい方は、こちらをチェックしてみてください。

コミュニティーの追加


マーケットプレイスのコミュニティーに「アニメ」が追加されました。


アニメのコミュニティー

“コミュニティー”自体の説明はサイト上に見当たらないのですがw、おそらく“セカンドライフの中での話題のコミュニティー”という分類なのだと思います。
そういう感じだと、今までアニメがなかったのが不思議なくらいですけれど、リンデンさんもようやくその辺の影響力を認識されたのかもしれないですね^^

修正点


15 件の修正が行われました。

マーケットプレイスのリスティングに関しての変更


11 月 2 日アップデート発表の際に、マーケットプレイスのリスティングに関しての変更も合わせて発表されました。
そちらは次の記事でご紹介します。
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2018年11月4日日曜日

セカンドライフユーザーと Flickr との関係

Flickr の規約改定が話題になっています。


この影響で、

セカンドライフユーザーはこのまま Flickr を利用していいの?

といった様々な不安要素が駆け巡っているそうです。

その不安を解消するために、セカンドライフユーザーと Flickr の関係がどうなっているのかを調べてみました^^


まず根本的な部分の話として、“セカンドライフユーザーが Flickr を利用してもいいのかどうか”という点です。

Flickr は、“写真家(フォトグラファー)”のためのサービスです。

そこで気になるのは、セカンドライフなどのバーチャルな世界での写真撮影は、“写真家(フォトグラファー)”の活動と言えるの?という部分です。

これについて Flickr の CEO である Don MacAskill さんは、Flickr のフォーラムでセカンドライフユーザーからの質問に、

Virtual photographer are photographers. You care about photography, so we care about you. It's that simple. I don't know where the idea that you aren't "real" photographers, or that virtual photography is somehow spam, came from but that's not from me. You are welcome at Flickr. 

バーチャルフォトグラファーは、写真家です。
〜(略)〜
Flickr はあなたを歓迎しています。

と答えられています。
ですので、まったく問題はありません!^^/


次に、セカンドライフでは、インワールドでのお店や商品の販売などの活動をされていらっしゃる方も多いと思います。
こういった活動は、Flickr 的にはどうなの?という部分です。

これに関しては以前から Flickr の利用規約で、

Flickr の無料アカウントでは、商用活動をしてはいけない

ということが明確に決められています。

Flickr Community guidelines | Flickr

Don't use Flickr for unauthorized commercial activity. 
If you are a photographer and you are specifically promoting your own work, you can use your Flickr account to link to other sites where you share or sell your work. If you have a free account and don’t have a Flickr Pro account, you may not link directly to a shopping cart, checkout page, or pricing pages on other sites, and you may not list prices on your Flickr photo descriptions.

具体的には、
  • ショッピングカートへのリンク
  • 購入ページへのリンク
  • 価格の書かれた他のサイトへのリンク
  • Flickr の写真の詳細に価格を書くこと
といったことが Flickr の無料アカウントでは禁止されています。

セカンドライフ的に言うと、
  • マーケットプレイスへのリンクはダメ
  • インワールドのショップへのリンクもダメ
  • ブログなどの商品の紹介ページへのリンクもダメ
  • Flickr の写真の詳細に商品の情報を書くのもダメ
という感じですね。

Flickr での商用活動には「デジタル作品」も含まれていますので、セカンドライフのようなバーチャルの世界での商品も該当してしまいます。

If you make and sell products (e.g. cookbooks, origami, custom bricks, craftwork, jewelry, digital products, etc), so long as you are a Flickr Pro member, you can promote them on Flickr.

Flickr の無料アカウントでは、ほんとに純粋に“写真をアップしました!”ということしか出来ないということになります。


商用活動をしたい方は、Flickr では Pro アカウントにする必要があります。
ただし Pro アカウントでも、これらが出来るのは“自分の活動”のものだけだそうです。

他の人の商品を紹介するといったことは、SPAM 行為に該当してしまう可能性があります。
Flickr 上でのSPAM 行為は厳しく取り締まるということも発表されていますので、この辺注意が必要です。

We Can’t Stand Spam Either | Flickr Blog


Flickr は、純粋に写真を公開して楽しむところ。
そこで商売をしたいんだったら、お金払ってね!

ってことだそうですので、Flickr を宣伝場所に使いたいという方は注意してください。


また、Flickr ではアダルトの写真をアップすることは可能ですが、下記の制限があります。
  • 写真のレーティング(safety level)を適切に行い、子供が Flickr を見ても大丈夫な状態にする
  • アイコンやカバー写真にヌードの写真を表示しない
これに違反すると、まず警告が行われた後、それでも従わない場合はアカウントが削除されてしまいますので、こちらも注意をしてください。


これらをまとめると、セカンドライフユーザーと Flickr の関係は、下記のようになります。

無料アカウントPro アカウント
自分で撮影したスナップショットを公開
自分の商品の宣伝×
他の人の商品の宣伝××

※価格やリンクを書くことは宣伝行為になります
※※写真のレーティングは適切に行う必要があります


今回の Flickr の規約改定で、

無料アカウントでは 1000 枚まで

という上限が出来てしまいましたけれど、
それ以前に、Flickr には商用利用やアダルトコンテンツに関しての制限がありますので、セカンドライフのスナップショットのアップ先として選択される場合は、その辺もしっかり考慮された方がいいと思います^^

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2018年11月3日土曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 5.0.9 〜 5.1.9 まで

今年はリアルが忙しくなってしまって、ブログの更新が全然出来てませんでした><

ようやく落ち着いてきましたので、少しずつにはなるかもしれませんが、更新を復活させていこうかなって思っています。
今後ともよろしくお願いいたします^^

さて復活第一弾は、昨年以降、公式ビュアーがどのように更新されたかというお話です。

前回ご紹介したのは、セカンドライフ公式ビュアー バージョン 5.0.8 でした。

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 5.0.8

それ以降の流れは、下記の通りです。

公開日バージョン種別内容
2017 年 11 月 30 日5.0.9メンテナンスビュアー43 件の不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 1 月 17 日5.1.0Alex Ivy ビュアー初めての64bit版公式ビュアーリリースノート
2018 年 2 月 8 日5.1.1Voice ビュアー14 件のボイスチャットの不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 3 月 2 日5.1.2メンテナンスビュアー60 件の不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 4 月 13 日5.1.3MediaUpdate ビュアー内蔵Webブラウザとビデオメディアの改善リリースノート
2018 年 5 月 18 日5.1.4メンテナンスビュアー71 件の不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 6 月 1 日5.1.5Love Me Render ビュアー21 件の描画の不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 6 月 21 日5.1.6メンテナンスビュアー58 件の不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 8 月 3 日5.1.7メンテナンスビュアー25 件の不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 8 月 22 日5.1.8Voice ビュアー3 件のボイスチャットの不具合の修正や改良リリースノート
2018 年 9 月 27 日5.1.9メンテナンスビュアー38 件の不具合の修正や改良リリースノート

(※リリースノートに記載されている公開日は、最後のリリース候補版が公開された日です。
公式ビュアーとして公開された日とは異なっています)

一番の大きな変化は、今年 1 月に公開されました「バージョン 5.1.0(コードネーム:Alex Ivy ビュアー)」です。

このバージョンで、公式ビュアーでは初めて 64bit OS 専用のビュアーが公開されました。

64bit 版になったことで、ビュアーで一度に扱えるデータ量が格段に増えましたので、安定性と速度が大幅に向上しています。
64bit OS を使っている方は、ぜひ 64bit 版の公式ビュアーを試してみてください^^

なお 64bit OS 対応に伴い、macOS と Linux では 32bit 版公式ビュアーの配布は終了しています。
Windows では、まだ 32bit OS のユーザーがいるということで当面は 32bit 版の公式ビュアーも平行して提供されますが、32bit Windows では AMD や NVIDIA のグラフィックドライバーのサポートが終了していたりしますので、今のうちに 64bit OS への移行を行われることをおすすめします。

Support Plan for 32-bit and 64-bit Operating Systems | NVIDIA

AMD Radeon™ Software Support for Microsoft Windows® x32-Bit Operating Systems | AMD


あれ?64bit 版のビュアーって、昔からあったよね?

そう思われた方もいらっしゃると思います。

ありました。
ただそれは、Firestorm などのサードパーティー製のビュアーの話です^^

サードパーティー製のビュアーでは、公式ビュアー バージョン 5.1.0 が登場するずっと前から、64bit 版のビュアーを公開していたところがありました。

これは、リンデンが公開していた 32bit 版のビュアーのソースを元に、各サードパーティーが独自に 64bit 化していたもので、リンデンが新たに対応させた 64bit 版ビュアーとは別物です。
そのため、サードパーティー製の 64bit 版ビュアーでは Havok が搭載されないなど、いくつかの制限がありました。

公式ビュアーバージョン 5.1.0 登場以降は、サードパーティー製 64bit 版ビュアーも 64bit 版公式ビュアーをベースに開発を行うようになりました。
それにより、サードパーティー製ビュアーでも全ての機能が 64bit で動作するようになっています。

Firestorm も、今年 7 月に公開されたバージョン 5.1.7 で 64bit 版公式ビュアーをベースとしたものになっています。

Firestorm Release! v5.1.7.55786


バージョン 5.1.0(コードネーム:Alex Ivy ビュアー)以外のものは、様々な改修を目的としたものです。

メンテナンスビュアー一般的な不具合の修正や改良を目的としたビュアー
Voice ビュアーボイスチャット周りの不具合の修正や改良を目的としたビュアー
Love Me Render ビュアー描画周りの不具合の修正や改良を目的としたビュアー

メンテナンス目的のものはほぼ毎月リリースされている形で、それ以外にボイスチャットや描画の改善に特化したことも必要に応じて行われている感じです。
これにより、さらなる安定性の向上や、使い勝手の改善などに繋がっています。


セカンドライフは、まだまだ、日々更新され続けています。
古いビュアーを使われている方は、ぜひ最新のビュアーで快適な日々を過ごしてください^^
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2018年1月7日日曜日

今年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。

去年も、無事一年を過ごすことが出来ました^^


今年も、まったりのんびり過ごしていこうと思っています。

皆さんにもよいお年となりますように。

今年もよろしくお願いいたします。
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