2016年10月27日木曜日

WSJDLIVE 2016 で「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」のライブデモが行われました

Wall Street Journal が開催した「WSJDLIVE 2016」というイベントで、リンデンラボ CEO の Ebbe Altberg(Ebbe Linden)さんが、「DEMO: A VR CONFERENCE CALL WITH YOUR AVATAR」という講演を行いました。

WSJ.D LIVE

その中で、プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)のライブデモが、Ebbe さん自身によって行われました。





デモは 1 分程度で、VR のヘッドセットとコントローラーを装着した Ebbe さんが、サンサールの 3D 空間の部屋にあらかじめ用意されたオブジェクトをレイアウトするという内容のものでした。

デモで行われた内容自体は、以前公開されていた動画で紹介されていたものと変わらない感じですが、サンサールのデモがリアルタイムに実演された(インターネットにも生中継された)というところは、今回が初めてで、大きな違いです。

どのくらいのスペックのパソコンが使われているかは分かりませんが、3D のオブジェクトがリアルタイムにこれだけ VR 的に動かせるなら、楽しそうな気がしますね^^


ちなみに Twitter の方では、出席者の方が撮影されたと思われる別のサンサールの画像や映像も公開されています。


こちらでは、サンサールの世界の中で複数のアバターが動いている様子を見ることが出来ます。

アバターの方も、少なくとも見た目はセカンドライフレベルには達しているみたいですね。


サンサールは、現在はまだクリエータープレビューの段階です。

天使になりたくて: 「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」のクリエーター・プレビューが開始されました

一般への公開は、2017 年第一四半期(Q1)が予定されています。
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2016年10月26日水曜日

プレミアムアカウント専用の「プレミアムサンドボックス(Premium Sandbox)」に新しい SIM が追加されました

プレミアムアカウント専用の「プレミアムサンドボックス(Premium Sandbox)」に、新しい SIM が追加されました。

What’s Happening Now in Second Life - secondlife

プレミアムサンドボックスは、プレミアムアカウントの人だけが利用出来る専用のサンドボックスです。

Premium Sandboxes | Second Life

サンドボックスは、物づくりなどが出来る“砂場”のことです。

プレミアムサンドボックスにはベーシックアカウントの人は入ることは出来ませんので、一般のサンドボックスに比べて、落ち着いて物づくりなどの作業が出来ます^^

今回追加されたのは、下記の 5 つの SIM です。



いずれも、既存の一般向けに公開されている専門的なサンドボックスと同じ環境が、プレミアムアカウント用に別途用意されたものです。


Main Channel Sandbox A、BlueSteel Sandbox A、Magnum Sandbox A、LeTigre Sandbox A は、SIM 名と同じリリースチャンネルのセカンドライフサーバーでの動作確認が行えます。
リリース候補版のサーバーの機能を試したい場合に、便利なところです。

Sandbox Premium Weapons は、武器のテストが可能な SIM です。
武器が使えると、一般のサンドボックスではいたずらなどが気になるところですが、プレミアムアカウント専用ということで安心感があると思います^^


これでプレミアムサンドボックスは、全 25 SIM になりました。

地域レーティングSIM
リンデンホーム Premium 1 (Premium East) Sandbox Astutula
Sandbox Exemplar
Sandbox Pristina
Sandbox Verenda

Sandbox Mirificatio
Sandbox Formonsa
Sandbox Artifex
Sandbox Amoena
リンデンホーム Premium South 2
Sandbox Admiranda
Sandbox Prodesse
Sandbox Opportuna
Sandbox Callida
リンデンホーム Premium South 3
Sandbox Decorus
Sandbox Mirus
Sandbox Lautus
Sandbox Peritus
アダルト Zindra
Sandbox Goyer
Sandbox Bricker
Sandbox Teagano
Sandbox Colborne
専門
Main Channel Sandbox A
BlueSteel Sandbox A
Magnum Sandbox A
LeTigre Sandbox A
Sandbox Premium Weapons Testing

プレミアムアカウントで、安心して作業が出来る広い砂場をお探しの方は、この辺もぜひ利用してみてください^^
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LSL に新機能「llSitOnLink」「llSetPrimitiveParams(PRIM_ALLOW_UNSIT/PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLY/PRIM_SIT_TARGET)」が追加されました

LSL(Linden Script Language)に、下記の新機能が追加されました
  • llSitOnLink 関数が追加
  • llSetPrimitiveParams に「PRIM_ALLOW_UNSIT」「PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLY」「PRIM_SIT_TARGET」パラメータが追加

What’s Happening Now in Second Life - secondlife
Release Notes/Second Life Server/16 - Second Life Wiki


llSitOnLink は、“スクリプトから”アバターをプリムに座らせることが出来る機能です。

LlSitOnLink - Second Life Wiki

これまでは、スクリプトからアバターを強制的に座らせることは出来ませんでした。
llSitOnLink を使用すると、それが出来るようになります。


ただし、誰でもどこでも強制的に座らせてしまうことが出来るようになってしまうのはよくないですので、llSitOnLink が使用可能なのは、「体験(Experience)」が有効になっている土地のみに限定されています。

「体験(Experience)」は、プレミアムアカウントでかつ土地を所有しているユーザーが、その土地に対して「Experience Key」を設定した場合のみ使用可能になる機能です。

Experiences in Second Life - Second Life
天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 3.8.0 が公開されました
天使になりたくて: 「Experiences(体験)」用のコンテンツの作り方

「体験(Experience)」が有効になると、アバターを自動でテレポートさせたり、アバターに HUD やアイテムを自動的に装着させたりといったことが、スクリプトから出来るようになります。

リンデン公式のゲーム「Linden Realms」や「Paleo Quest」などでおなじみの機能です。

今回追加された llSitOnLink も、その機能の一つです。

llSitOnLink を使うと、
  • 席に自動的に座らせる
  • 自動で乗り物(ライド)に乗せて、SIM 内を観光させる
  • 罠に触れたアバターを、罠に掛かったようにして一定時間動けないようにする
といったことが出来るようになります。

これまでは、ユーザーに座ってもらわないと動かなかった乗り物も、ユーザーが近づくだけで自動的に座らせて運行を開始するといったことが出来ます。
乗り込むアニメーションと組み合わせると、より自然な体験が出来るようになるような気がします^^


llSetPrimitiveParams には、下記のパラメータが追加されています。

PRIM_ALLOW_UNSITアバターが手動でプリムから立ち上がれるかどうかを設定
PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLYアバターが手動でプリムに座ることが出来るかどうかを設定
PRIM_SIT_TARGETアバターがプリムで座る位置を設定

LlSetPrimitiveParams - Second Life Wiki

llSitOnLink と llSetPrimitiveParams の PRIM_ALLOW_UNSIT や PRIM_SCRIPTED_SITS_ONLY を組み合わせると、完全にスクリプトからしか操作が出来ない椅子などが作成可能になります。

llSetPrimitiveParams で PRIM_ALLOW_UNSIT を FALSE に設定すると、
「立ち上がる」ボタンを押しても、
“'llSitOnLink' will not allow you to stand at this time.”
というメッセージが表示されます

llSetPrimitiveParams で PRIM_SCRIPTED_SIT_ONLY を TRUE に設定すると、
プリムのメニューから「ここに座る」を選んでも
“配置に適した表面がありません。別の場所を試してみてください。”
というメッセージが表示されます

今回追加された llSitOnLink などの新機能の詳しい仕様は、Rider Linden さんが資料を公開されています。

Espeon Experience Enabled Sits.pdf

詳しい仕組みや使い方を知りたい方は、こちらもご覧ください。
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2016年10月12日水曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.1 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.1 (320331) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、VLC Viewer の内容が公式ビュアーに取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/4.1.1.320331 - Second Life Wiki


今年の春、アップルは QuickTime for Windows のサポート終了を発表しました。


QuickTime 7 や QuickTime 7 Pro についてわからないことがある場合 - Apple サポート

サポートが終わってしまったソフトを使い続けるのはセキュリティー上問題がありますので、Windows では QuickTime をアンインストールすることが推奨されています。


セカンドライフでは、土地のメディアなどの再生に QuickTime を使用していましたので、このままでは動画などが表示出来ないケースが発生してしまいます。

そこで QuickTime の代替として、libVLC が採用されることになりました。


VideoLAN - libVLC media player, Open Source video framework for every OS!
libVLC - VideoLAN Wiki

libVLC は、「VLC media player」のベースとなっているオープンソースのメディアライブラリです。

VideoLAN - VLC: オフィシャルサイト - すべてのOSにフリーなマルチメディアソリューションを!

libVLC をセカンドライフビュアーに組み込むことで、QuickTime と同等の再生環境を実現することが出来ます。

利用者側としては、今までと変わらない感じで土地のメディアが利用出来ます。

その際、もう QuickTime をインストールする必要はありません。
セカンドライフビュアーだけで、様々なメディアがインワールドでも楽しむことが出来ます^^

今回、libVLC が導入されたのは Windows 版公式ビュアーだけです。
Mac では QuickTime がまだサポートされていますので、Mac OS X 版公式ビュアーでは変更はありません。

ただし Mac OS X 版も、現在開発中の 64bit 版公式ビュアーでは、QuickTime を利用している部分は libVLC に置き換えられる予定になっています。


libVLC は、QuickTime 互換のライブラリではありません。

メディアに設定しているファイル形式によっては libVLC では再生出来ない可能性もありますので、メディアで再生するものを作られている方は、libVLC をサポートしたビュアーでも再生出来るかどうか再度確認された方がいいと思います。
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