2016年8月18日木曜日

マーケットプレイスの検索が新しくなりました

セカンドライフのマーケットプレイスの検索が新しくなりました。
New Second Life Marketplace Search is Live - Second Life

昨年 11 月から公開されていました新しい検索システムのベータ版が、今回正式に導入されました。

Introducing Marketplace Search Beta - Second Life

新しい検索機能の特徴は、下記の通りです。
  • マーケットプレイスの検索が、新しいシステムに変わりました
  • 学習アルゴリズムを採用。学習が進むことで検索結果が改善されていきます。
  • 条件検索が可能になりました
ユーザー側に一番メリットがあるのは、条件検索が出来るようになったところです。

指定出来る条件は、三種類のブーリアン演算子と、完全一致での検索です。


AND

「AND」の左右の項目を両方満たす結果を表示します。

例:Japan AND Food

この場合は、「Japan」と「Food」両方をキーワードに持つ商品のみ、検索結果に表示されます。
日本の食べ物を探したい…という時に便利な条件です。

OR

「OR」の左右の項目のいずれかを満たす結果を表示します。

例:Japan OR America

この場合は、「Japan」の検索結果と「America」の検索結果の両方が、一つの検索結果となって表示されます。
日本とアメリカのもの両方同時に調べたい…という時に便利な条件です。

NOT

「NOT」の左側の検索結果から、「NOT」右側にある項目を除外して表示します。

例:Shoes NOT DEMO

この場合は、靴の検索結果から DEMO をキーワードに持つ商品を除外して、検索結果に表示されます。
フリーや価格が安い商品を探そうとすると、大量のデモ商品に埋もれてしまって欲しい物がなかなか探せない…ということがありましたが、「NOT」を使用することで、そういう悩みを解消することが出来ます^^

""(完全一致/フレーズ)

ダブルクォーテーション("")で囲まれたキーワードは、一つのフレーズとして検索が行われます。

例:"cherry blossom"

この場合は、「cherry blossom」というスペースを含む一つのフレーズをキーワードとして検索が行なわれ、検索結果に表示されます。
ただこの機能は、現在のところは正常に動いていないような雰囲気です。
この辺は、現在調査中です。


ブーリアン演算子はいずれも、「AND」という風に大文字で記述する必要があります。
「and」のように小文字だと機能しません。
これは、マーケットプレイス側の仕様です。


まだ一部不具合が残っているようですが、条件検索で絞り込みなどが出来るようになりましたので、以前よりも使い勝手が向上しています。

マーケットプレイスでのお買い物の際は、ぜひ活用してください^^
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2016年8月17日水曜日

Firestorm バージョン 4.7.9 が公開されました

Firestorm バージョン 4.7.9 (50527) が、8 月 9 日に公開されました。

Firestorm Release 4.7.9.50527! « Firestorm Viewer >> The Phoenix Firestorm Project Inc.

Firestorm の公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

今回のバージョンでは、公式ビュアーのバージョン 4.0.6 をベースとしたものになりました。

これにより、公式ビュアーの下記の要素が Firestorm にも取り込まれました。

公式ビュアーから取り込まれた主な機能

アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)


描画の負荷の高いアバターを描画しないようにして、ビュアーの表示を軽くする機能です。


「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」という値を基準にして、描画しないアバターを指定します。

詳しくは、

天使になりたくて: 描画の負荷の高いアバターを表示しないようにする「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」機能

をご覧ください。

Firestorm バージョン 4.7.9 の 「アバターの複雑さ」のデフォルトの値は、公式ビュアー バージョン 4.0.7 のものと同じ値になっています。

   超高
35000100000200000250000300000350000350000


Firestorm 独自の機能としては、「アバターの複雑さ」の値を超えたアバターは、公式ビュアーと同様に単色表示になるだけでは無くて、アバターの名前のところにそのアバターの「アバターの複雑さ」の値が表示されます。



これにより、どの程度描画の負荷がオーバーしたアバターなのかが、一目で分かるようになっています。

この辺は、公式ビュアーよりも分かりやすいと思います^^

Quick Graphics


自分好みのグラフィック設定を作成して、それを簡単に切り替えられるようにする機能です。




詳しくは、

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.5 が公開されました

をご覧ください。

The HTTP Project


ビュアーとサーバーとの様々な通信が改善されています。
通信の安定性と信頼性が向上しています。

Firestorm オリジナルの主な改良点

Firestorm オリジナルの主な改良点は、下記の通りです。
  • KDU がバージョン 7.8 にアップデートされました
  • RLVa がバージョン 2.0 にアップデートされました
  • ログイン画面が変更されました
  • パイメニューの見た目や表示の仕方が変更されました
  • Linux では、ボイスチャットで使用されている SLVoice が提供されなくなりました。このため、Linux 版ではそのままではボイスチャットは出来ません。ボイスチャットを行いたい場合のために、デバッグ設定に Wine 経由で Windows 版の SLVoice を利用出来るオプションが追加されています。
    アドバンスメニューの「Show Debug Settings」で、
    FSLinuxEnableWin32VoiceProxy を TRUE に設定することで、
    Wine経由でWIndowsのSLVoiceが利用可能になります。

今回のバージョンでは、Mac と Linux では Havok を搭載したセカンドライフ用の Firestorm は用意されていません

理由は、
  • Mac は、RLVa のアップデートの際、Havok とコンフリクト(衝突)を起こしてしまったため。
  • Linux は、ビュアー側の Havok の機能(メッシュアップロード、Pathfinding)を使うユーザーがほとんどいないため。セカンドライフ用 32bit Linux 版 Firestorm ビュアーは開発終了。
だそうです。

Havok がビュアーに搭載されないことで、下記の機能でビュアー側の Havok を使用している部分が動作しなくなります。
  • メッシュアップロード
  • Pathfinding

これらの環境でビュアー側の Havok の機能を使いたい方は、公式ビュアーを使用してくださいとのことです。

今後 Firestorm では、

セカンドライフ用(Havok)32bitセカンドライフ用(Havok)64bitOpenSim用(Havok無し)32bitOpenSim用(Havok無し)64bit
Windows×
Mac×××
Linux××

が公開されます。

この状況は、公式ビュアーが 64bit 対応になって、64bit 版の Havok ライブラリがサードパーティーに提供されるまで続く予定です。
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2016年8月12日金曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.7 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.7 (318301) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。


Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、メンテナンスビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。

Release Notes/Second Life Release/4.0.7.318301 - Second Life Wiki

様々な改良や不具合の修正が行われています。

代表的な改良/修正点は、下記の通りです。

「近く」の一覧表示の改良


近くの人の一覧表示が、これまではディスプレイネームの一覧のみでしたが、それに加えてアカウント名も一緒に表示されるようになりました。


「ディスプレイネーム [アカウント名]」という形式で表示されます。

これにより、近くの人の一覧表示からわざわざプロフィールを表示させなくても、近くの人のアカウント名も確認出来るようになりました^^

ちなみに、近くの人の一覧表示の設定にある「Hide usernames」の設定を有効にすると、以前のディスプレイネームだけの状態に戻すことも出来ます。

Mac OS X El Capitan での日本語の文字化け修正


Mac OS X El Capitan では、日本語で使用しているフォントがそれまでの Mac OS X と変わってしまったため、セカンドライフビュアーの様々なところの日本語表示が文字化けしてしまうという致命的な問題が発生していました。

Second Live Viewer バージョン 4.0.6

この問題が、ようやくようやく、公式に修正されましたー^^/

Second Live Viewer バージョン 4.0.7

ただし…、、、今回の修正では、El Capitan 用のフォント指定が、

ヒラギノ明朝 ProN W3.ttc

になってしまっています。

このため、一応日本語表示は出来るようにはなったのですが、見た目に違和感がある感じになっていると思います。

この辺は、リンデンの内部的には、すでに次のメンテナンスビュアーで改善されていますので(「ヒラギノ角ゴシック W3.ttc」追加済みです)、それが正式版に反映されるまでは我慢をしておいてくださいw

※リリースノートにはゴシックフォントの部分も改善済みと記載されていますが、これは記載ミスだそうです。

「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」のデフォルト値変更


「アバターの複雑さ」のデフォルトの値が、バージョン 4.0.7 で変更されました。

   超高
4.0.735000100000200000250000300000350000350000
4.0.5/4.0.635000800008000080000800008000080000

グラフィック設定が「低」の場合の最低の値は、これまで通り 35000 で変更されていませんが、それ以上のグラフィック設定にした場合の値が上記のように変更されました。

これにより、高スペック(ハイエンド)な環境では、今までより複雑なアバターもデフォルトのグラフィック設定のままでも見ることが出来るようになります。

もちろん、「アバターの複雑さ」の値はこれまで通り自由に設定出来ます。
この変更はあくまでも、セカンドライフをこれから始めるユーザー向けや、新規のビュアーを導入した際など向けの改善です。

ビュアーの安定性の向上


ビュアーがクラッシュしてしまう不具合を改善し、これまでのビュアーと比較して、クラッシュ率が 4% 低下したそうです。これは大きな変化だそうです。


テクスチャーの処理の改善


テクスチャーはサーバーからローカルのハードディスクにダウンロードされた後、ディスク上のファイルから GPU 内のビデオメモリに転送されて、メッシュのポリゴンに貼り付けられて表示されます。

ポリゴンには、ビデオメモリ内にあるテクスチャーしか貼り付けることは出来ません。
このため、ビデオメモリのサイズというのは重要な要素です。

ビデオメモリに入りきれないほどのテクスチャーがある場合、これまでのセカンドライフビュアーでは、その都度、ディスクにあるテクスチャーを GPU に転送して表示させるということが行われていました。

使用頻度の低いテクスチャーを GPU のビデオメモリから開放して、ディスクにあるテクスチャーを GPU に転送して表示…という感じで行われていたのだと思われます。

ところがこの処理は複雑な仕組みになっていたようで、ビュアーのクラッシュの原因のひとつになっていたそうです。

この部分を改善し、バージョン4.0.7 からはビデオメモリに入りきれないテクスチャーの部分は、灰色のテクスチャーに置き換えることでビュアーがクラッシュすることを軽減させたそうです。

この変更のため、もしビュアーを使っていて灰色の部分が増えてきたなと感じるようになった場合は、今後はその都度リログが必要になるそうです。

テクスチャーが大量に使われている場所では、すべてがキレイに見えなくなってしまう可能性もありますが、ビュアーの安定性は一番大事ですので、今後は少ないテクスチャーでもキレイに見える環境(SIM はもちろん、アバターも)作りというのが重視される形になってくる感じだと思います。


公式ビュアーを使われている方は、ぜひアップデートされることをお勧めします^^


2016/8/16 「アバターの複雑さ(Avatar Rendering Complexity)」のデフォルト値変更、ビュアーの安定性の向上、テクスチャーの処理の改善を追記しました

2016/11/19 セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.6 と 4.0.7 の画面写真を追加しました

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