2015年5月30日土曜日

プレミアムアカウントの特典に、グループ数の上限の緩和が追加されました

セカンドライフの「プレミアムアカウント」に、新しい特典が追加されました。

Premium Membership in Second Life Just Got Better! - Second Life

今回追加されたのは、参加可能なグループ数の上限を

最大 60 グループ

に引き上げるというものです。

これにより、グループの数の上限は、

ベーシックアカウント最大 42 グループまで
プレミアムアカウント最大 60 グループまで

とアカウントの種類によって異なることになります。


一度プレミアムアカウントにしたアカウントは、ベーシックアカウントに戻しても、最大 60 まで増やしたグループは自分で減らさない限り、システム側で強制的に減らされることはありません。

ただし、追加出来るのはベーシックアカウントの制限 42 グループまでになりますので、一度 42 グループ以下になると、42 グループ以上は登録出来なくなります。


グループが足りないという方は、これを機会にプレミアムアカウントにアップグレードされるのもいいかもしれないですね^^
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セカンドライフ公式ビュアーの最新版、バージョン 3.7.29 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアーの最新版、バージョン 3.7.29 (301305) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、レイヤーの装着数の制限を緩和する「LayerLimits」と呼ばれていたプロジェクトの結果が反映されています。

レイヤーには、下記の種類があります。
  • アルファマスク
  • タトゥー
  • 靴のベース
  • Physics
  • 靴下
  • 手袋
  • 下着(シャツ)
  • 下着(パンツ)
  • シャツ
  • パンツ
  • ジャケット
  • スカート
バージョン 3.7.28 までは、レイヤーの種類毎に 5 つまでしか装着が出来ませんでした。
同じ種類のレイヤーを 5 つまで装着すると、それ以降はそのレイヤーには「追加」することが出来ませんでした。

最近のメッシュアバターやメッシュの服などはアルファレイヤーを多用しているものが多いですが、この制限のため、着るものによっては必要なアルファレイヤー全てを着ることが出来ないということが起きる可能性がありました。

その制限を無くしたのが、公式ビュアーバージョン 3.7.29 の新機能です。

3.7.28 まで3.7.29 以降
全体で60個
ただし、上記各種類毎に 5 つまで
全体で60個
種類毎の数の制限はなし

バージョン 3.7.29 からは、レイヤー全体の数の上限 60 個以内であれば、いくつでも「追加」することが出来ます。

タトゥーを 60 個装着とか、そういうことも可能ですw

これにより、より多彩な組み合わせで洋服などを装着出来るようになります^^


この変更は、下記の制限には影響しません。

ボディーパーツ(スキン/シェイプ/髪/目)それぞれ 1 つのみ
オブジェクトの装着数38 個まで
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2015年5月24日日曜日

セカンドライフの最新のネットワークアーキテクチャーが公開されました

セカンドライフのシミュレーターソフトやネットワークの仕組みは一般には公開されていませんので、通常その詳細を知ることは出来ませんが…、

公式フォーラムでの質問に答える形で、Monty Linden さんがネットワークアーキテクチャーの一部を図式化したものを公開しました。

Re: meshmaxconcurrentrequests - does anybody know ... - Second Life
https://community.secondlife.com/t5/Second-Life-Viewer/meshmaxconcurrentrequests-does-anybody-know-the-real-setting/m-p/2932539/highlight/true#M25820

今回公開されたのは、ビュアーとサーバーとの通信の流れの部分です。


図の左側は、みなさんが使っているビュアー内での通信の流れの部分です。

図の右側の青い大きい枠の部分は、SIM のあるサーバー「Sim Host」です。

Sim Host の中では、「シミュレーター(Simulator)」と呼ばれるソフトが動いています。(小さい青い枠の部分)
ここで、みなさんが住んだり遊んだりしている“SIM”が動いています。
全ての Sim Host は、アメリカのデータセンターにあります。

図の右下の緑色の枠の部分は、「CDN」です。
CDN は世界中にサーバーがあって、テクスチャーやメッシュのデータをネットワーク的に近いところから素早くダウンロード出来るようになっています。


セカンドライフの通信では、UDP または TCP/HTTP が使用されています。

図に記載されている線は、現在使われているものです。
ただし、波線の部分は古い仕様のため、まもなく廃止または削除されるものです。
今後は、実線の経路のみ使用されます。


テクスチャーやメッシュのデータは、HTTP を使って CDN から取得するようになりました。

インベントリのデータも、今後は HTTP 経由でのみ取得されるようになります。

「HTTP インベントリ(持ち物)」が必須になります

SIM との通信は、今後も UDP が使用されます。
これは、UDP を使うことで高速な通信が可能なためです。


実線や波線に丸がついているところは、デバッグ設定で調整が可能な部分です。

この中で、
  • ImagePipelineUseHTTP
  • UseHTTPInventory
  • MeshMaxConncurrentRequest
はデバッグ設定から削除されます。


デバッグ設定に関わる部分まで分かるセカンドライフの通信の資料が出てきたというのは、すごく興味深いと思います。

ビュアーの構造や通信に興味がある方にとっては、貴重な資料だと思います^^



ちなみに「OpenSim」は、リンデンさんが公開しているセカンドライフのシステム構成図などの資料や、オープンソースビュアーのソースや通信内容を元に、ユーザーが独自に作成したソフトです。
リンデンラボが、セカンドライフのサービスで使用しているシミュレーターソフトやネットワーク構成とは異なりますので、今回の内容とも異なっている可能性があります。

セカンドライフのサーバーソフトも、2010 年頃を目処にオープンソース化するという話が以前ありましたが、今のところオープンソース化は行われていません。
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2015年5月20日水曜日

“「スナップショットをメールで送信」機能の削除”の方針は、撤回されることになりました

先日お伝えしました、

「スナップショットをメールで送信」機能は削除されます

という話題ですが、その後、この問題についての“別の解決方法”が見つかったということで、この機能の削除の方針は、撤回されることになりました。

SL project updates week 20/2: TPV Developer meeting, VMM | Inara Pey: Living in a Modem World

別の解決策それは、メールのヘッダを下記のように変更するという方法です。
  1. From(送信元)をセカンドライフのドメインのメールアドレス「no-reply@secondlife.com」にする
  2. Reply-To(返信先)に、セカンドライフの住人のメールアドレスを設定する
という方法です。

修正前

From: アカウント名 <セカンドライフに登録したメールアドレス>

修正後

Reply-To: アカウント名 <セカンドライフに登録したメールアドレス>
From: アカウント名 <no-reply@secondlife.com>
これにより、送り先のプロバイダはメールが「secondlife.com」からのメールであることを正しく判断出来ますので、プロバイダ側のスパムフィルターに引っかかることなく、メールが届くようになります。

この変更は、セカンドライフのサーバー側で行われています。

そのため、ユーザー側では特に何も変更することはありません。
今まで通り、これからも「スナップショットをメールで送信」の機能を使うことが出来ます。


お友達にポストカードを送ってセカンドライフを紹介したり、ポストカードを使って Web に写真を掲載するようなサービスなどでは便利な機能でしたので、こういう理由でなくなるのはもったいないなっと思っていたのですが、無くなるのが無くなりましたのでw、よかったです。

これからもどんどん使って、セカンドライフを外の人にもっともっと広めていきましょうー^^/
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2015年5月13日水曜日

セカンドライフ Linux 版公式ビュアーの今後の開発について

セカンドライフの Linux 版公式ビュアーの開発を、今後はコミュニティーベースでの開発に移行することが、公式ブログで発表されました。

An Update on Linux Viewer Development - Second Life

Linux は、ほぼ単一の環境の Windows や Mac とは違って、様々な環境があります。
それら全てで品質を均一に保ちながら開発をして、テストを行い、リリースするのは大変です。
それはコストも掛かります。

また Linux 版ビュアーのユーザー数は、公式ビュアーのユーザー全体では 0.5 % 以下で、サードパーティービュアーを含む全体から見ても数パーセント程度だそうです。

リンデンラボとしては、今はユーザー数が多い方にフォーカスして開発をしていきたいそうで、Windows と Mac に注力することにしたそうです。

つまり、リンデンラボでの Linux 版公式ビュアーの開発は、一旦終了するということになります。


ただリンデンラボとしては、Linux 版のビュアーの配布は今後も可能な限り続けたいそうで、このまま「Linux 版は終了」という形にするのではなくて、その開発などの部分をコミュニティーにお願いしたいという話が、公式ブログで発表されました。


今までも、Linux に限らず全ての環境で、Snowstrom というオープンソースビュアーのプロジェクト経由で、ユーザーから提供されたプログラムのコード(ソース)が公式ビュアーに取り込まれることもありました。

Project Snowstorm - Second Life Wiki

Mac での日本語入力の不具合が治ったのも、この仕組みがあったおかげです。

その部分は今後も変わらないのですが、Linux 版に関してはそれに加えて、

  • Linux 版固有の実装の部分の対応
  • Linux でのテスト
  • Linux 版特有の不具合の修正

というリンデン側で行われていた作業も、コミュニティー側で行って欲しいということだそうです。

リンデン側は、そこで出来た成果物を「Linux 版」としてリリースするという部分のみに役割を変えるというのが、今回発表された内容です。


今までリンデンが行っていた、Windows や Mac で実装された機能を Linux でも動くようにするという部分までコミュニティーがやらないといけないところは、すごく大変かもしれません。

逆に、Linux 独自の改良などが行いやすくなるというメリットはあると思いますので、この取り組みがうまくいけば、今までよりもユーザーに快適な環境になる可能性もあると思います。

そこは、今後は Linux のコミュニティー次第です。

すでに参加表明されていらっしゃるサードパーティービュアーの開発者さんもいらっしゃいますが、
日本に特化した改良も今まで以上に行えるチャンスかもしれませんので、Linux での開発が出来て、協力したい!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加してみてください。

ただ、提供するコードには品質保証が必要なようですので、実績のあるサードパーティービュアーのプロジェクトに参加して、そちら経由でコードを提供する方が採用されやすいかもしれません。

詳しくは、Oz Linden さんのオフィスアワーやサードパーティービュアーのミーティングに参加されることをお勧めします。


リンデンラボのオープンソースプロジェクトのミーティングは、担当の Oz Linden さんのオフィスアワーで行われています。

Linden Lab Official:User Groups - Second Life Wiki

月曜日の 23 時(日本時間)からですので、日本からは参加しやすいと思います。
こちらは、主に Snowstorm ビュアーの開発に関してのミーティングが行われています。


サードパーティービュアーのミーティングは、土曜日の朝 4 時から行われています。

TPVD/Developers Group Agenda - Second Life Wiki

こちらは、リンデンさんとサードパーティービュアーの開発者のミーティングが行われています。
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2015年5月8日金曜日

アバターの情報を取得するための新しい機能が LSL に追加されました

セカンドライフのスクリプト言語 LSL(Linden Script Language)に、アバターの情報を取得するための新しい機能が追加されました。


New LSL support for Avatar Shape, Height and Hover - Second Life


今回は llGetObjectDetails に、アバターの情報を取得するための二つの機能が追加されました。

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPEアバターの性別を取得
OBJECT_HOVER_HEIGHTアバターの Hover Height の値を取得

LlGetObjectDetails - Second Life Wiki

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPE

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPE では、アバターのシェイプで設定した性別に対応した値が取得出来ます。


性別
0.0女性
1.0男性

この機能を使うことで、アバターの性別がスクリプトで分かるようになります。

  • 更衣室やコミュニティなどで、アバターの性別で利用する施設を分けたい
  • 渡す商品をアバターの性別に応じて変更したい
といった場合に便利な機能です。

OBJECT_BODY_SHAPE_TYPE の値は、タイニーやメッシュアバターなどのデフォルトのシェイプが非表示になっているアバターでも、本来のアバターのシェイプに設定された性別の値が取得されます。

このため、タイニーやメッシュアバターの方は、見た目とアバターの性別が異なってしまうことがありますので、アバターの性別が必要になるケースでは注意が必要です。

OBJECT_HOVER_HEIGHT

OBJECT_HOVER_HEIGHT では、ビュアーの「Hover Height」で設定した値が取得出来ます。


値は、ビュアーで設定した値(-2.0 〜 2.0 の範囲)がそのまま取得出来ます。

ビュアーで Hover Height の設定を変更すると、値はすぐにサーバーに送られます。
ただし、サーバーとのやり取りは時間がかかりますので、設定した値が実際に LSL で取得出来るのは、少し遅れることがあります。


今回、公式ブログで紹介されたのはこの二つの機能だけですけれど、これ以外にもいろんな機能が追加されていますので、気になる方は Second Life Wiki の LSL Portal を確認してみてください。

LSL Portal - Second Life Wiki
※Secvond Life Wiki は現在、日本語のページはリンクでエラーが発生してしまいますので、英語版で閲覧されることをお勧めします。
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2015年5月6日水曜日

コードネームはサンサール(SANSAR)

リンデンラボが現在開発中の、一般に“SL2”と呼ばれている「次世代プラットフォーム」。

それに関しての名称だと思われるものが、先月、ユーザの手によって発見されました。

それが、
  • Project SANSAR
  • SANSAR
です。

この二つの名称は、アメリカの商標登録に申請されていた内容から判明したそうです。

また、projectsansar.com のドメインも、リンデンラボによって取得されていることが分かりました。


「サンサール(SANSAR)」は、サンスクリット語で「輪廻」や「世界」という意味を持っているそうです。

セカンドライフでも最初の大陸の名称に、「サンサーラ(SANSARA)」というサンスクリット語で「輪廻」の意味をもつ言葉が使われています。

そういった点から、この名称は次世代プラットフォームに関連しているものではないの?という噂が出ていたのですが…、

Is SANSAR the name of the Lab's new virtual experiences platform? | Living in the Modem World


Inara さんがリンデンラボに確認をしたところ、返答のメールと Twitter の両方で、

この名称は、開発中の次世代プラットフォームの
コードネーム/プロジェクト名である

ということを公式に認めました。


Lab confirms: SANSAR is the new virtual platform's interim name | Living in the Modem World


もちろんこれは、開発チーム内での仮の名前ですので、製品としてリリースされる際の正式な名称ではありませんが、
  • 次世代プラットフォーム
  • SL2
という呼ぶ人によってまちまちなアバウトな名称では無くて、開発チームで使われている統一された名称ですので、今までよりは呼びやすく/分かりやすくなるのかな?と思います^^

「サンサール(SANSAR)」だともう完成している製品名っぽい感じがしますので、この場合は、

プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)

の方が分かりやすいかもしれませんね。

わたしは、

次世代プラットフォーム「プロジェクト・サンサール(Project SANSAR)」

という紹介の仕方にしようかなっと思っているところです^^
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2015年5月5日火曜日

「スナップショットをメールで送信」機能は削除されます

少し前の話題になりますが、4 月 25 日に開催されたサードパーティービュアーの会議にて、On Linden さんから

スナップショットをメールで送信する機能を削除

することが、サードパーティービュアーの開発者へ伝えられたそうです。

SL project updates week 17/2: TPV meeting – CEF, Inventory | Living in the Modem World



スナップショットをメールで送信する機能では、発信元(From:)のメールアドレスには、セカンドライフに登録したユーザーのメールアドレスが使用されます。


このメールが「secondlife.com」のサーバーから送信されて相手に届くのですが、この形態が、発信元を偽装したスパムメールだと判断されてしまい、セカンドライフからのメールを遮断してしまうプロバイダがあるそうです。

この状況を解消するため「スナップショットをメールで送信」の機能は、ビュアーから取り除かれることになったそうです。


お友達にセカンドライフを紹介するためにビュアーから直接メールを送るような場合だけでなく、メールを介してスナップショットを連携させることが出来る Web サービスも、これにより利用出来なくなります。

今後は、SLShare2 に搭載された Twitter などへの連携機能を使うか、スナップショットを一度ローカルに保存した後、各 Web サービスに手動でアップするという方法のみになります。


今回の変更では、ビュアーのスナップショットからメールで送る機能(UI)が削除されるだけでなく、サーバー側でも「スナップショットをメールで送信」に関連する機能が削除されるそうです。

このため、メールで送信する機能が残っているビュアーを使用したとしても、機能が削除された後は、ビュアーからメールで送信することは一切出来なくなります。


「スナップショットをメールで送信」の機能が削除される日程はまだ発表されていませんが、そんなに時間がかかる作業だとは思われません。

そのため、“いつの間にか無くなっていた…”という状況になっているかもしれませんので、もし今も使っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、今のうちに代替策を準備されておいた方がいいと思います。


ちなみにこの変更は、LSL の llEmail などのセカンドライフの他のメールサービスには影響はありません。
影響があるのは、「スナップショットをメールで送信」の部分だけです。
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「HTTP インベントリ(持ち物)」が必須になります

セカンドライフでは、通信周りのデータの安定性のため、高速なやり取りが出来るかわりに信頼性の低い UDP での通信を、信頼性の高い HTTP に置き換えていく、「HTTP Project」が何年にもわたって行われてきました。

このプロジェクトのおかげで、通信に関連した様々な不具合が改善したり、HTTP パイプラインでテクスチャーやインベントリのデータのやり取りが劇的に改善したりしました。

そして次の段階として、インベントリ(持ち物)の通信で使用されていた UDP を、サーバー側で終了することになりました。


UDP での通信機能自体がサーバー側で削除されますので、「HTTP インベントリ」をサポートしていないビュアーでは、サーバーから持ち物を全く受け取れなくなります。

この状態になると、ビュアー側では次の現象が発生します。
  • 持ち物が全く読み込まれなくなる
  • アバターも表示されなくなってしまう(ずっと煙のまま)


最新のビュアーでは「HTTP インベントリ」はデフォルトで有効になっていますので、特に何もする必要はありません。

しかし、「HTTP インベントリ」に対応していない古いビュアーを使用していたり、何らかの理由で自分で「HTTP インベントリ」の設定をオフにしていた方は、「HTTP インベントリ」を有効にしたビュアーを使用する必要があります。


「HTTP インベントリ」の設定の状態は、開発メニューで確認することが出来ます。

最新では無いちょっと前のビュアーでは、開発メニューに「HTTP インベントリ」の項目がある場合があります。
この場合は、「HTTP インベントリ」の項目にチェックマークがついているかどうかを確認してください。

公式ビュアー 3.7.26 (299635) 

 
Firestorm 4.6.9

チェックマークがついていない場合は、UDP で通信が行われていますので、そのままでは今後は利用出来なくなります。
「HTTP インベントリ」の項目を選択して、チェックマークを付けて、「HTTP インベントリ」が有効の状態に変更してください。

ただし、古いビュアーでは「HTTP インベントリ」に関連した機能に、不具合がある場合がある可能性もあります。
その場合は、最新のビュアーを試してみてください。
特に Firestorm ユーザの方は、インベントリでの HTTP パイプラインの機能の有無は非常に大きいですので、最新の Firestorm 4.7.1 Beta を試してみられることをお勧めします。


公式ビュアーや Firestorm などの最新のビュアーでは、開発メニューに「HTTP インベントリ」の項目はなくなっています。


公式ビュアー 3.7.28 (300918) 

Firestorm 4.7.1 Beta

これは、「HTTP インベントリ」の設定はデフォルトで有効になっていて、変更は出来ないようになっているためです。


今回は、サーバー側でインベントリ用の UDP の通信手段が削除されてしまいますので、この方法以外では解決する方法はありません。
「HTTP インベントリ」に対応していない古いビュアーを使い続ける…ということはできないことになりますので、その辺注意が必要です。


インベントリ用の UDP の通信が削除される日程はまだ発表されていませんが、
  • 最新の公式ビュアーやサードパーティービュアーでは、「HTTP インベントリ」がデフォルトで有効になっている
  • HTTP パイプラインなどの対応が一番遅れていた Firestorm も、ようやく Firestorm 4.7.1 Beta で対応出来た
  • サーバー側では 4月 8 日に、このための仕組みが導入済み
Release Notes/Second Life Server/15 - Second Life Wiki

という状況ですので、まもなく施行される可能性が高いようです。

機能が削除されてから慌てないためにも、今のうちに設定の確認をしておいた方がいいと思います^^
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Firestorm 4.7.1 Beta が公開されました

Firestorm の最新版、バージョン 4.7.1 のベータ版が公開されました。


Firestorm Major Update 4.7.1.45325  Firestorm Viewer - The Phoenix Firestorm Project Inc.

Firestorm は、リンデンラボがオープンソースとして公開しているセカンドライフビュアー(SnowStorm ビュアー)をベースに、ユーザーが独自の改良を行っているビュアーです。

今回のバージョンでは、ベースとしているリンデンのビュアーのバージョンが、3.7.8 から 3.7.26 に大幅に引き上げられました。

最近の公式ビュアーは、様々な新機能がものすごい勢いで搭載されています。
そのため、独自の改良が多岐にわたっている Firestorm では、本家の更新の内容をなかなか取りこめない状況が長い間続いていました。

公式ビュアーのバージョン 3.7.8 は去年の 5 月にリリースされましたので、ちょうど 1 年分の公式ビュアーの変更点が、ようやく Firestorm に盛り込まれた状態です。

このため、今回の変更点は多岐にわたっています。
公式ビュアーから受け継がれる代表的な変更点だけでも、下記の内容があります。

  • HTTP パイプライン&高速なインベントリの読み込み
  • Advanced Inventory System (AIS v3)
  • Server-side Appearance (SSA) の改善
  • SLShare2
  • メッシュの Joint ずれの修正
  • GPU ベンチマーク
  • Mac での日本語入力の不具合の改善
  • Avatar Hover Height

また、Firestorm 独自の機能追加や改善もたくさんあるようです。

このため今回のバージョンは、メジャーアップデートに位置付けられています。

この辺の詳細は、英語ですが Inara さんのブログで細かく紹介されていますので、そちらもご覧になられるといいと思います^^

Firestorm 4.7.1 Beta: It's here! | Living in the Modem World


今回のバージョンアップで一番特徴的な点は、「HTTP パイプライン」です。

天使になりたくて: HTTP パイプラインでアセットの取得時間を短縮

表示用のテクスチャーなどはもちろん、持ち物の読み込みも高速化されています。
公式ビュアー並に高速な読み込みと表示が出来るようになりましたので、今まで以上に快適に過ごせるようになると思います。


あと Mac ユーザの方には待望の、日本語入力の不具合の修正も行われています。
Firestorm にも、ようやく普通に日本語入力出来る環境が戻ってきていますので、Mac ユーザの方はぜひ試してみてください。


ベータ版ですので、まだ不具合が残っているところもあるかもしれません。
もしそういうのを見つけられた場合には、Firestorm の JIRA へ報告してください。

System Dashboard - Firestorm Bug Tracker


今回はまだベータ版ですので、古いバージョンの Firestorm のブロック(サポートの都合上、古いバージョンを使えないようにすること)は行われていません。

Firestorm 4.7.1 の正式版がリリースされた際は、古いバージョンのブロックが行われると思われますので、今のうちに新しいバージョンに慣れておくことをお勧めします。

特に Mac 版は、日本語入力の不具合の関係で、特例として古いバージョン(4.4.2)が長い間残されていましたので、Firestorm 4.7.1 がリリースされた際には今までのバージョンは使えなくなってしまうと思いますので、注意が必要です。
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