2016年12月2日金曜日

セカンドライフのサービスの状況をお知らせする「Grid Status」がリニューアルされました

セカンドライフのサービスの状況をお知らせする「Grid Status」が、2016 年 11 月 29 日リニューアルされました。

Second Life Status

これまでの「Grid Status」は、公式ブログの一つという形で運用が行われていましたが、今回、「Grid Status」専用のサイトとして全く新しい形で生まれ変わりました。


サイトを開くとまず目に飛び込んでくるのが、現在の各サービスの状況が一覧の形で表示されている部分です。


現在は、下記のサービスの状況が分かるようになっています。
  • SecondLife Regions
  • Websites
  • Second Life Services
  • Inworld Services
  • External Support
各サービスのところにある「+」の表示をクリックすることで、そのサービス内にある各機能の状況も詳しく見ることが出来ます。


緑色の「Operational」という表示は、そのサービスが正常に運用されている状態を表しています。

メンテナンスや障害の際は、この部分の表示が変わります。
“メンテナンス中”の際は、水色の「Under Maintenance」という表示になります。


メンテナンスの予定や現在進行中の内容の詳細は、サービスの状況一覧の上に表示されます。


この部分は、今までに無かった全く新しい機能です。
現在のセカンドライフの状況が一目で分かりますので、すごくいい改善だと思います^^


障害の際の状況報告などは、サービスの状況一覧の下にある「Past Insidents」という部分に表示されます。


この辺は、以前のブログ形式のものと同様の内容になっています。


Grid Status が更新された際に通知欲しいという方は、サイトの右上にある「SUBSCRIBE TO UPDATES」ボタンから RSS フィードなどを通して更新情報を取得することが出来ます。


Twitter では、「@SLGridStatus」のアカウントで Grid Status の更新情報をチェックすることが出来ますので、こちらのアカウントをフォローされることをお勧めします。



ちなみに、今回のサイトの仕組みはリンデンラボで独自に開発したものでは無くて、Atlassian 社の「StatusPage」という製品を使用しているようです。

StatusPage | Atlassian

こういった製品を使うことで、より分かりやすい形で伝えようとしているのだと思われます^^
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プライベート SIM で利用可能なプリム数が増量されました

プライベート SIM で利用可能なプリム数が増量されたことが、セカンドライフ公式ブログで発表されました。
More Prims for Everyone ! - secondlife

プライベート SIM で利用可能な最大プリム数は、下記のように変更になります。

変更前変更後比率
フルリージョン1500020000約 1.3 倍
ホームステッド37505000約 1.3 倍
オープンスペース7501000約 1.3 倍

フルリージョンでの最大プリム数「20000」

この変更はすでに、メイングリッドのプライベート SIM 全域に適用されています。

今週の火曜日(11/29)と水曜日(11/30)のローリングスタートで導入されました。


なお、プライベート SIM での最大プリム数を 10000 増やせるオプションは、来週から受付開始予定です。
こちらが必要な方は、もう少しお待ちください^^


天使になりたくて: メインランドの SIM で利用可能なプリム数が増量されました
http://sakuranoelfayray.blogspot.jp/2016/11/prim-limit-increase.html
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2016年11月28日月曜日

メインランドに新大陸「Horizons」が追加されました

2016 年 11 月 16 日、メインランドに新大陸「Horizons」が追加されました。

Introducing the Horizons Experience - secondlife

Linden Lab Official:Horizons - Second Life Wiki

Horizons は、SF をテーマにしたメインランドの新しい大陸です。
アダルト大陸「Zindra」の北側に接続されています。


Zindra からは、海を渡って Horizons へ行くことが出来ます。

Zindra 大陸から見た Horizons 大陸

SIM の数は他の大陸に比べると少ないですが、リンデン公式の情報では“大陸(continent)”という扱いになっています。

Horizons には、リンデンラボ製 SF ゲーム「Horizons Experience」と、そのテーマに沿った居住区があります。

Horizons Experience


Horizons Experienceは、リンデンラボ製のインワールド型ゲームの新作です。


お話自体は PaleoQuest の続きという形になっているみたいですが、今回は SF の世界の内容になっています。

Brave Dinosaurs & Win Prizes in PaleoQuest! - Second Life

Horizons 大陸の真ん中に、ゲーム用の SIM があります。


こちらの Horizons A1 SIM にテレポートすることで、ゲームに参加することが出来ます。

Horizons | Second Life

PaleoQuest と同様に「体験(Experience)」の仕組みを使用していますので、HUD の装着などは自動的に行われます。


ゲームのシステムも PaleoQuest のものを継承しているようで、基本的には同じようにプレイすることが出来ます。

Horizons Experience では、通常のプレイヤーモード(Player)の他に、探検モード(Explorer)も用意されています。

プレイヤーモード(オレンジの玉)探検モード(青い玉)

探検モードも、プレイヤーモードと同様に罠などに引っかかってしまうとスタート地点に戻されてしまいますが、時間制限などの制約はありませんので、SIM の風景を楽しんだり、コースの探索を行ったりすることが出来ます。


Horizons Experience では、5 つのクエスト(課題/使命)が用意されています。

クエスト1への入り口のトンネル

クエスト1 渓谷

クエスト2 洞窟

クエスト3 森林

クエスト4 沼地

クエスト5 要塞

クエストは、1から順番にクリアーしていく必要があります。

「Quest Info Kiosk」
クエストの情報を受け取ることが出来ます。

「Access Terminal」
クエストの条件をクリアーしたあと、ここに触れるとクエストクリアーになります。 
「Portal Room」
すでにクリアーしたクエストがある場合は、
ここから先のクエストへ進むことが出来ます。

全てのクエストをクリアーすると、景品または L$ をプライズ(賞品)として獲得することが出来ます。


PaleoQuest を楽しまれていた方はもちろん、SF テイストのゲームがお好きな方にも、お勧めのゲームだと思います^^


Horizons Experience には、残虐性のある描写が少しあります。
そのため、ゲームの SIM はアダルトレーティングに設定されています。
その辺が苦手な方はご注意ください。


Horizons Experience の公開当初、クエスト 3 のみサードパーティー製のビュアーでは動作しない不具合が発生していましたが、こちらの不具合は現在は解消しているそうです。

llTakeControl issue and the Horizons Experience | Inara Pey: Living in a Modem World
llTakeControl and Horizons Experience – update | Inara Pey: Living in a Modem World


居住区


これまでのリンデンラボ製のゲームには、“居住区”という概念はありませんでした。

Horizons では、「Horizons Experience」の世界観に沿った形の、セカンドライフの住人が実際に居住可能な住宅が用意されています。


居住区は、Horizons Experience とは別の居住区専用の SIM が用意されていて、そこは一般的なメインランドと同等の扱いになっています。

居住区の特徴は、以下の通りです。

地域のレーティングアダルト
土地の広さ1024sqm のみ
土地の編集不可
プリム数702(ダブルプリム)

Horizons の居住区はメインランドのため、土地の購入はプレミアムアカウントが必要です。


建物は、6 種類から選択可能です。
下記の写真は、そのうちの一つです。




あらかじめ用意された Horizons 用のリンデン製の建物は、土地のプリム数を消費しません。
この辺は、リンデンホームと同様です。

リンデンホームとの違いは、“建物を置かない”という設定も用意されている点です。
このため、自分好みの建物を置くことも出来ます。

付属の住宅には、建物の色などを変更出来るコントロールパネルが付属しています。



各区画には、リンデン製の“メールボックス”が設置されています。


メールボックスと言ってもメールが受け取れるわけでは無くて、メールボックス風のオブジェクトに、
  • Horizons の情報を表示
  • 素材を受け取る
  • 家の種類を変更
という機能が用意されている感じです。

メールボックスは住宅のコントロールを行うものですので、移動や編集することは出来ません。


居住区には住宅地の他に、インフォハブや Rez ゾーン、モデルハウスなどが用意されています。

インフォハブ

ボートの Rez ゾーン 
ボートと車の Rez ゾーン

モデルハウス

居住区は 11 月 18 日より、リンデンラボから住人に対して、オークションの形で順次販売されています。

Welcome to Second Life  | Second Life Auctions

現在は、1 区画 3 万 L$ くらいが相場のようです。

取引価格が高いのは、メインランドの“ダブルプリム地域”であるという点が大きいです。

これまでのメインランドでのダブルプリムの地域は、
  • Sharp 大陸の一部
  • Bay City
  • Nautilus City
  • Zindra 大陸の一部
に限られていました。
Horizons もそれらと同等の環境になりますので、土地の相場もそういった地域と同程度になると思われます。

リンデンから順次オークションで販売が行われたあとは、通常のメインランドの土地のように、住人間での取引になります。
すでに、リンデンのオークションで落札したユーザーによる再販が行われている区画もあります。



これまでも、ユーザーが作ったロールプレイ(RP)の SIM での“ゲームと居住区の共存”という形はありましたが、それを公式に行なったというところが、新しいところですね。

また、魅力的な地域を作れば、今でも人気の土地になりうるという部分も再確認出来た感じです。

まだまだ、セカンドライフには可能性があるということを証明した感じになっていると思いますので、これを機会にもっともっと盛り上がっていくといいですね^^
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2016年11月19日土曜日

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.2 が公開されました

セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.1.2 (321518) が公開されました。

セカンドライフ公式サイトのダウンロードページからダウンロード出来ます。

Downloads | Second Life

今回のバージョンでは、メンテナンスビュアーの内容が公式ビュアーに取り込まれました。

93 項目もの様々な改良と不具合の修正が行われています。

Release Notes/Second Life Release/4.1.2.321518 - Second Life Wiki

主な改善点は、以下の通りです。

Mac OS X El Capitan 以降の環境での日本語フォントの不具合を修正


Mac OS X El Capitan 以降の環境では、公式ビュアー バージョン 4.0.7 以降の日本語表示の際のフォントは、「ヒラギノ明朝 ProN W3」になっていました。

天使になりたくて: セカンドライフ公式ビュアー バージョン 4.0.7 が公開されました

このため、従来に比べて見た目的に違和感がある感じの表示だったのですが、今回このフォントが「ヒラギノ角ゴシック W3」に変更になりました。
これにより、Mac OS X El Capitan 以降の環境でも、従来と同様の表示になっています!


ほんとうにほんとうに長かったですけれど、これで公式ビュアーでの Mac での日本語表示の不具合はようやく解決しました^^

新しいバージョンのビュアーを起動した際、そのバージョンのリリースノート(変更点の一覧)がログイン画面に表示されるようになりました


これまでは、新しいバージョンのビュアーを起動しても、更新された内容のお知らせは行われていませんでしたので、そのままでは変更点は分かりませんでした。

バージョン 4.1.2 からは、新しいバージョンのビュアーを起動した場合は、ログイン画面にそのバージョンのリリースノート(更新履歴)が表示されるようになります。


この内容を見ることで、そのバージョンで行われた変更点を確認することが出来ます^^

ちなみにこの機能は、環境設定の「セットアップ」タブにある「Show Release Notes after update」の項目でオフにすることも出来ます。


“一時的な装着オブジェクト”が「着用中」の一覧に表示されるようになりました


体験(Experience)コンテンツの HUD などのアイテムや、カウンターに座ると自動的に装着されるお酒のグラスなどでよく使われている、ユーザーの新しい持ち物にはならずに一時的に装着された状態になるオブジェクトが、「着用中」の一覧に「Temporary attachments」という形で表示されるようになりました。

Linden Realms での“一時的な装着オブジェクト”

“一時的な装着オブジェクト”があるかどうかを確認したい場合は、こちらで確認してください。

現在着用しているアウトフィットから「別名で保存」でアウトフィットを作成した場合も、すぐに切り替えが出来るようになりました


現在着ているアウトフィットを「別名で保存」した場合、これまでは、新しく出来たアウトフィットと元のアウトフィットの間で、アウトフィットの切り替えが出来ないことがありました。

それがバージョン 4.1.2 では、問題無く着替えられるように改善が行われました。

Avatar Rendering Complexity の際の通知を、環境設定で“表示しないメッセージ”に出来るようになりました


Avatar Rendering Complexity では、
  • 自分が着替えた際
  • 自分が装着している Avatar Rendering Complexity の値よりも低い人が周りにいる場合
の際にポップアップで通知が行われますが、これを環境設定の「メッセージ」タブでオフに出来るようになりました。


変更出来る項目は、下記の二つです。
  • Warn me about my avatar complexity changes
  • Warn me if my avatar complexity may be too high
通知は必要ないという方は、こちらで設定を行ってください。

描画の負荷が高い HUD を装着した場合、警告メッセージが表示されるようになりました


描画の負荷が高い HUD を装着した場合、Avatar Rendering Complexity のような感じで、警告メッセージが表示されるようになりました。



警告が出る基準は、今のところ Second Life Wiki などでは公表されていませんが、ビュアーのソースファイルから確認した限りは、
  • たくさんのテクスチャーメモリが使用されている場合(上限 32000000 byte = 32MB)
  • 大きなテクスチャーがたくさん使用されている場合(上限 6)
  • たくさんのテクスチャーが使用されている場合(上限 200)
  • たくさんのオブジェクトが使用されている場合(上限 1000)
  • オブジェクトやテクスチャーの描画の負荷が高い場合
のようです。

これは、“HUD Complexity”という Avatar Rendering Complexity とは別の仕組みでチェックが行われています。

こういった描画の重い HUD への対策は、
  • クリエーターさんは、HUD の描画が軽くなるように作る
  • 利用者側は、描画の軽い HUD を探して装着する
という感じになります。

描画の重い HUD を装着しても、周りの人には影響は与えません。
影響があるのは、自分の環境のみです。

そのため、Avatar Rendering Complexity ほど深刻な影響はありませんが…、
それでも、描画が重い HUD というのはユーザーからは敬遠されると思いますので、HUD を作られる方は今後はその辺への配慮も必要になってくると思います。

「嫌がらせを報告する」ダイアログの改良


迷惑行為を通報する際の「嫌がらせを報告する」のダイアログが改良されて、スナップショットが必ず添付される方式に変更になりました。


これにより、スナップショットを添付するかどうかを選択出来たチェックボックスが、ダイアログから削除されています。

ビュアーでマイナスのチャンネルでのチャットが可能になりました


これまでのセカンドライフビュアーでは、チャットの入力欄からは、マイナスのチャンネルではチャットを利用することが出来ません。

バージョン 4.1.2 からは、「/-1 message」のような形式で、マイナスのチャンネルでもチャットが出来るようになります。

マイナスのチャンネルは、以前はビュアーからは利用出来ませんでしたので“スクリプト専用のチャンネル”として利用されていた面がありましたが、今後は通常のビュアーからも利用が出来るようになります。
そのため、チャットを利用したスクリプトを作られている方は、その辺注意が必要です。


この他にも、たくさんの変更点があります。

詳しくは、リリースノートにて確認してください^^
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